鈴木雅之の人生最高の一品を紹介。一品目は「シャネルズ時代の思い出 ハヤシライス」。19歳当時結成したシャネルズのメンバーの地元五反田の洋食店「グリルエフ」。コーラスの練習のためメンバーの家に集まった際、皆で食べに行っていたという。グリルエフは1950年創業の洋食店で、外観も内装もレトロでおしゃれなお店。鈴木がよく頼んでいたのは「カニコロッケ」と「ハヤシライス」。当時まだ珍しいご馳走だったカニコロッケはホワイトソースの隠し味に大量の卵・ニンニクを入れることで味を引き立てまろやかさを出している。ハヤシライスのデミグラスソースは創業以来の継ぎ足し。注文を受けてから牛肉・タマネギ・マッシュルームを炒め、ソースを入れて完成。一般的なハヤシライスのようにルー状のものではなく、具が主体の牛丼のような一品。