注意が必要な離岸流。離岸流とは、海岸に打ち寄せた波が沖に戻ろうとする時に発生する強い流れのこと。カヌー・スラロームセンターでは水難事故を防ぐための講習会が行われていた。離岸流が再現された水の中にリポーターが入ってみると、すぐに流れに体がもっていかれてしまった。離岸流は秒速2メートルの速さに達することもあり、これはオリンピックの自由形金メダリストの泳ぐ速さとほぼ同じだという。どう離岸流に対処すれば良いのか。まずは仰向けで手足を動かすイカ泳ぎで浮く力を確保。そして流れに逆らうのではなく、横へ逃げるように泳ぐことで離岸流の発生範囲から抜け出せるという。また、流れの速い川などで自力で岸へ戻れない場合や溺れそうな場合は、足を下流側に向け浮いて待つことで体力を温存することが大切だという。もし海で溺れている人を発見した場合は、1番早い手段で救助要請をすること、溺れている人から目を離さず声をかけ続けることが大切。
住所: 東京都江戸川区臨海町6-1
URL: https://www.2020games.metro.tokyo.jp/taikaijyunbi/taikai/kaijyou/kaijyou_15/
URL: https://www.2020games.metro.tokyo.jp/taikaijyunbi/taikai/kaijyou/kaijyou_15/