カカオ職人と化学メーカーの挑戦。銀座4丁目の交差点そばにあるオープンして1周年を迎えたベルギーのチョコレートブランド「BENOITNIHANT」。カカオ職人のブノワニアンさんが手がけるチョコレートや焼き菓子を始め、カフェでは日本限定のパフェを味わえる。店舗では繊細な味わいを楽しめるよう、有機EL証明(OLED)で光を演出。また、持ち帰り用のバッグやストローに海水中でも生分解されるカネカ生分解性バイオポリマーを採用している。環境にも配慮したこの店舗を日本で展開するのは化学メーカーの「カネカ」。ブノワさんはヨーロッパ屈指のカカオ職人でありながら、ペルーで環境に配慮した農園を運営し、カカオ生産者とのフェアトレードにも取り組んでいる。ブノワさんは「私たちのチョコレート事業はカカオへの愛と情熱ありきです」「その活動が誰かの犠牲の上に成り立つということは全く考えられません」と話した。