カビ取りマイスターの三好孝典さんはカビの悩みを各地で解決してきたことで知られている。寝室は人は一晩でコップ1杯ほどの汗をかくことから起きたらすぐにベッドメイキングせずそのままにしておくことで乾かしやすくするのが望ましいという。ベッド下のスペースはカビの温床となりやすいことから定期的に清掃・除湿するのがおすすめ。洗濯の際に大量に洗剤をいれる効果は逆効果だといい、洗剤の残りを養分にカビが繁殖してしまうのだといい、洗剤は適量を入れ洗濯物はすぐに取り出すことと共に、洗濯機はフタを開けたままにして洗濯槽を乾燥させることが大切。カーテンレールを使うのもまずいといい、カーテンは空気中のカビがつきやすく増殖につながる可能性がある。どうしても部屋干ししたいのであれば物干し台にかけることが大切。
玄関では靴を靴箱にすぐいれるのはカビの繁殖する理由になるといい、専門家の矢口貴志氏は玄関前は土も入りやすく土の中のカビが土埃とともに家に入ることもあり、下駄箱は除湿剤を入れて乾燥させることや半日ほど乾燥させてからしまうことが重要としている。クローゼットは1日着たコートはカビやホコリも付いていることからすぐしまわずホコリを払って乾燥させることが重要であり、定期的に開けて中を換気する・除湿剤を使用することがおすすめと三好さんは紹介。エアコンのカビは水洗いがおすすめだといい、パーツを乾燥させて使うことが大切となっている。送風機能を使うと中の水気が抜くことが期待できるという。キッチンの三角コーナーにカップ麺の飲み残しを捨てるのはまずいといい、さんかくこーなーの生ゴミは放置せずすぐに捨てることが大切。風呂場は使い終えた状況は湿度が高くカビの温床となることから、50度以上の熱いシャワーで表面のカビや石鹸カスを洗い流すことが大切。水切りワイパーで水分を落とす・換気扇を回し続けることも大切となる。浴室の天井にカビが住み着くとカビが増殖しやすくなることから、天井も定期的に除菌アルコールで清掃することが大切だという。