米国のバイデン大統領はイスラエルのネタニヤフ首相の人質解放への努力が不十分だという認識を示した。バイデン大統領はネタニヤフ首相に対して苦言を呈した一方で、ガザ地区で拘束されている人質の家族に向けては「我々は諦めていない、できる限りの努力をする」と強調した。バイデン氏はまた人質の解放に向けた合意案を今週中に提示する段階に「非常に近付いている」と述べた。ホワイトハウスによるとバイデン氏は2日、ハリス副大統領とともに人質解放交渉に取り組む政権のチームと会談し、調停案の交渉状況や次の措置について協議したという。