アメリカではトランプ政府による各国との貿易交渉などを背景に、農家を取り巻く環境が大きく変化している。こうした中、農産物の輸出先として期待される国のひとつが日本となっている。カリフォルニア州のコメ農家、ジョージ・ティビッツさんはカリフォルニア米の輸出拡大に活路を見出している。サンフランシスコにあるおにぎりのチェーン店では、は2008年の創業以来カリフォルニア米を使い続けてきた。米中の対立で中国向けの輸出が減少したのが大豆。中国はブラジルからの輸入を急拡大し、アメリカの大豆の価格が急落した。業界団体トップは懸念を抱いており、日本を訪問し、輸入拡大を働きかけた。