20年以上かけて首都の移転を進めている。インドネシア政府は、首都ジャカルタへの一極集中を解消するためなどとして、おととしジャカルタから1500キロ以上離れたカリマンタン島の東部に移転することを決め、新しい首都は「ヌサンタラ」と名付けられた。神奈川県とほぼ同じおよそ25万ヘクタールもの森林などを切り開いて建設が進められている。総工費は、日本円にしておよそ4兆8000億円にのぼり、政府は”2045年までに首都移転の完了”を目指している。きょう、ヌサンタラで初めて開かれた独立記念日の式典は、ジョコ大統領をはじめ政府機関や地元住民の代表などが出席して新しい大統領宮殿の前の広場に国旗が掲揚された。ジョコ大統領は、”移転工事の進ちょく状況は15%程度”だとしている。早ければ今年10月には一部の公務員を移住させ、今後政府機関の移転を本格化させることにしている。移転計画をめぐっては、巨額の資金調達が
課題だ。今月14日時点で国内外の企業から合わせて475件の案件で投資の意向が表明されていて複数の日本企業も含めているとのことだ。
課題だ。今月14日時点で国内外の企業から合わせて475件の案件で投資の意向が表明されていて複数の日本企業も含めているとのことだ。