- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆
オープニングが流れ、酒井キャスターらが挨拶をした。
韓国の尹錫悦大統領はきょう「非常戒厳」を正当化し弾劾と捜査に立ち向かうと語った。これに対し野党側は2回目の弾劾を求める案を再び国会に提出、可決されるのか。尹大統領は国会などでのこれまでの野党の対応を批判し”野党が国政をマヒ、このような人々こそ反国家勢力ではないか”とのべた。その上で「弾劾であれ捜査であれ私は堂々と立ち向かう」と述べた。弾劾について与党「国民の力」の韓東勲代表は「党として賛成する必要がある」との考えを示した。ソウルでは尹大統領の弾劾を求める集会と尹大統領を支持する集会がそれぞれ行われている。支持者たちの集会では“不正疑惑をめぐり複数の裁判を抱える最大野党「共に民主党」のイ・ジェミョン代表を拘束すべき”と訴えていた。2回目の弾劾を求める議案は明日の本会議で報告され野党側は“あさっての採決をめざす”としている。議案の可決には与党から少なくとも8人の賛成が必要となっていて与党議員がどれだけ賛成に回るかが焦点。
米国のトランプ次期大統領が来月行われる大統領就任式に中国の習近平国家主席を招待したと米国のCBSテレビが報じた。これについて中国外務省の毛寧報道官は「報告できる情報はない」としている。トランプ氏の政権移行チームはほかの国の首脳を招待する可能性についても検討。
トランプ氏が不満を示していたFBIのレイ長官は来月バイデン大統領の任期が終わるのに合わせ辞任の意向を表明した。米国ABCはレイ長官が圧力を感じていたと報じている。レイ長官の任期は2027年までだが任期途中で辞任することになりトランプ氏の圧力に屈したと言える。
レイ氏の辞意はトランプ氏の圧力に屈したものと言える。FBI長官の任期は10年。任期をめぐる議論はFBIの生みの親で初代長官だったフーバー氏が1972年に死去するまで半世紀近くにわたりFBIのトップを務めて巨大な権力を手にしたその反省から起こり、議会で任期を制限することになった。しかし、一方で議会ではFBIの独立性を維持し、長官を政治的な圧力から守る必要があるとして、大統領や議員の任期よりも長い10年を任期として設定。このためFBIの長官は本来であれば政治的な影響を受けずに大統領が代わっても辞任する必要はない。レイ長官も2017年に当時のトランプ大統領に指名されたが、バイデン大統領になってもそのまま職務を続けてきたしかしトランプ氏はFBIが機密文書を持ちだしの疑いでトランプ氏を捜査の対象にしたことでレイ長官と対立。先月には新たなFBI長官を指名するという異例の発表でレイ氏に辞任を迫った。新たな長官にはカシュ・パテル氏、FBIの抜本的な見直しを主張しトランプ氏に忠誠を誓わない政府職員を一掃する考えを示している。それだけに民主党はレイ長官の辞意に強い懸念を示している。レイ長官は辞意を表明した講演で法の支配とFBIの独立性の維持の重要性について強調した。
シリア情勢。空爆を繰り返しているイスラエル軍はシリアとの緩衝地帯を超えてシリア側にある軍事拠点を占拠したことを明らかにした。イスラエル軍はアサド政権が保有していた兵器が反政府勢力の手に渡るのを防ぐためだとしてシリア国内での空爆を繰り返している。
インドネシアは2045年までに首都を現在のジャカルタからカリマンタン島に移転する計画。新首都とその周辺では今後急激な人口増加が予想されるためそれに対応した新たな町づくりへの模索が始まっている。そのモデルの1つに選ばれたのが日本の「横浜」。この日バリクパパン市の職員が横浜に視察。4人の職員が横浜市に派遣され研修を受けることになった。バリクパパン市はカリマンタン島東部にある港湾都市で、2040年には人口が120万人を超える見込み。生活用水やエネルギー供給の拡充が必須で、そうした課題を環境にも配慮した形で克服するインフラ整備が求められている。そこで同じく首都近郊にある港湾都市の横浜のまちづくりに注目。都市開発のノウハウを自国に持ち帰り活用を目指す。下水処理施設では衛生的な生活用水の管理を学び、先端技術も参考にしたいと考えている。エネルギー不足の解決策の1つとして下水処理の過程で出るガスや汚泥を発電や代替燃料に再利用する施設に注目した。他にも公園などの地下に雨水を浸透させ、気化熱によって気温を下げるヒートアイランド対策の技術にも注目。毎年深刻な浸水被害に悩まされるバリクパパン市でも活用できる可能性がある。横浜市はイングラ技術などのノウハウをアジアの新興国などに伝える事業を実施してきた。国を越えた自治体同士の協力について、専門家は「自分たちの解決プロセスを考えるときの重要な基礎になるのではないか。さらに現代的な課題、地球的な課題にどうやって対応するのかということを考えていかなければいけない」などと話した。
タイ・チェンマイのナイトサファリではベンガルトラの一種ゴールデンタビータイガーが大人気。ストロベリータイガーともよばれ、世界に100頭もいない珍しいトラ。ここには他にも死んだふりをするのが得意なカバなど個性的な動物たちが暮らしている。
ニューヨークにある米国で最も歴史のある動物保護団体のひとつで半年前から14歳の少女が新たな取り組みとして週に1度犬や猫たちのためにピアノを演奏している。
スポットライトは核を巡るロシアの動き。
東京大学の小泉悠准教授はロシア軍の基地を定点観測している。今注目しているのがロシアのカムチャツカ半島の潜水艦基地で今大規模な拡張が進んでいるという。桟橋が増設され、大型艦を作ることが予想されるという。弾薬庫の周辺でも山を切り拓く大がかりな工事が行われている。小泉さんは最新鋭の原子力潜水艦「ベルゴロド」の配備が近いのではとみておりこれまでにない任務を担うと分析している。そこに搭載されると見られる無人原子力潜水艇「ポセイドン」は核弾頭の搭載も可能。小泉さんが注目するのはこの地区の基地に度々寄港している弾薬輸送艦潜「アカデミック・コワリョフ」。今年は北極海の基 地への航行が2回行われ、位置情報の発信を停止するなど例年にない動きをしている。自衛隊で潜水艦の艦長などを務めた伊藤俊幸元海将は水中で破壊工作を行う恐れがあると指摘した。更に懸念しているのが北朝鮮との連携。原子力潜水艦などの開発を急ぐ北朝鮮が、今月ロシアとの間で有事の軍事的支援などを明記した条約が発効しロシアに原子力潜水艦の技術提供を求めるのではないかという見方が広がっている。伊藤氏は「海上自衛隊にとっては三正面を見ることになり負担が大きい。厳しい安全保障環境の中にいるという認識を持つこと」などと指摘した。
ロシアの核の脅威について。2人の専門家は日本近海では今後活動する数も任務の内容も増えると示した。
フィリピンで戦後日本人の戦犯に恩赦を与え日本とフィリピンの国交正常化に道を開いたキリノ元大統領の功績をたたえる記念碑がマニラ郊外に完成した。キリノ元大統領は旧日本軍に妻や子供を殺害されたにも関わらず、終戦から8年後フィリピンでおかした戦争犯罪によって死刑などが確定していた100人余の日本人戦犯に恩赦を与えた。式典ではキリノ元大統領の姪が挨拶し、日本との関係改善を重視した功績をたたえた。
ドイツを拠点に活動するインスタレーション作品づくりで知られる現代アートの作家、塩田千春さんの作品展がパリで始まった。会場は今年のパリ五輪でフェンシングの会場となったグランパレ。展示されている120点の作品のうち「不確かな旅」という作品は6隻の船が赤い毛糸で部屋一面に編み込まれている。
明日は女性であることを理由にした殺人「フェミサイド」について伝える。
- キーワード
- フェミサイド
エンディングのあいさつ。
「NHK 歳末たすけあい NHK 海外たすけあい」の告知。
「ジオ・ジャパン 絶景100の旅」の番組宣伝。