- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆
オープニング映像が流れた。
今日の主な内容を話した。
ウクライナの隣国・ルーマニアで次の日曜日に行われる大統領選挙の決選投票について。その候補者は新欧米の路線を主張する中道右派政党のラスコニ党首とロシア寄りの発言をしてきた無所属のジョルジェスク氏。支持が急拡大した背景にあるのはSNSを活用した選挙戦である。決選投票を直前に控えた5日には首都ブカレストでは大規模な集会が開かれていた。参加者たちが訴えていたのはジョルジェスク氏への警戒感だった。ジョルジェスク氏の選挙戦略は他の候補者とは異なるスタイルで馬に乗った動画で自らをアピールしたり自らの主張をTikTokで展開したりしてきた。先月の1回目での投票では世論調査の支持率が数％だったにもかかわらず、現職首相もおしのけ決選投票へ進んでいた。ジョルジェスク氏の躍進は、ヨーロッパの諸国に影響を与えた。ジョルジェスク氏はウクライナ支援に反対してNATOやEUに批判的で、ウクライナ侵攻を続ける“プーチン大統領を称えた”とも報じられている。
ルーマニア大統領選挙の行方は未だ見通せない状況。緊張感が高まった背景には国民の間で高まる政治への不満がある。ルーマニアはインフレ率がEU圏内で最も高く、多くの人が苦しい生活を強いられる中、主要政党でスキャンダルが相次いだことで、不満がジョルジェスク氏を通じ表れている。ジョルジェスク氏の支持者はロシアとの融和ではなく変化を期待している。ただ専門家は、ジョルジェスク氏が勝った場合国の行く末は予測がつかないとしている。
ルーマニア政府が公開した文書では、ロシアが選挙に介入した可能性を示唆している他、TikTokが組織的に活用されてジョルジェスク氏を後押ししたことなどが書かれている。さらにEUはTikTokに対し選挙に関連するデータの保存を命じた。ルーマニアの主要メディアはロシアの選挙介入の可能性について報じているが、ジョルジェスク氏の支持者はそもそも既存のメディアを見ておらず、ロシアの選挙介入の可能性を伝えても「政府・メディアの嘘」だとしているため、ジョルジェスク氏への支持は揺らがないとみられている。一方でEUは選挙に関連する動画が拡散されたことに対するTikTok側の対応が不十分だったとしてデータの保存を命じたという。TikTok側はEUの要請に協力する姿勢をみせているとのこと。
12月27日の国際報道は放送時間を60分に拡大し、選挙イヤーとなった2024年を振り返る。「民主主義の行方」をテーマに議論していくとのこと。視聴者の質問・疑問・意見を募集した。
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オランダ・アムステルダム美術館で17世紀の画家レンプラントの代表作「夜警」の大規模作業中。修復は特別に囲まれたスペースで行われ、来館者もその過程を見学することができる。
米国・アリゾナ州ではスカイダイビングで偉業を達成！世界20か国から集まった96人が一斉にダイブ。全員で立ったような姿勢を維持することに挑戦、見事世界記録を樹立した。
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- アリゾナ州（アメリカ）
大リーグの大谷翔平は今年大リーグ史上初となる「50−50」を達成。この時のホームランボールを日本円で約6億6000万円の過去最高額で落札したのは台湾の企業。今台北で展示され人気を集めている。
野球が盛んな台湾、今大谷人気もあり野球選手を目指し日本の高校に留学しようという子どもたちが増えている。台湾・新北のチェンイーカイさん（16）は中学でエースとして台湾全土の大会でベスト16に進出。バッティングも評価され大谷のような二刀流を目指している。この夏中学校を卒業し大谷を目指し進学先に選んだのは日本の高校だった。「留学して日本の文化やプレースタイルを学びたい」と話す。チェンさんの夢を陰で支えるのがチャオスンウェイさん、日本に留学しようという球児をサポートしている。チャオさんは日本の大学で経営を学び起業、日本に送り出した球児は8年間で47人。来年春の進学を目指すチェンさん、日々のトレーニングの他に日本語も学んでいる。
フランス議会下院で内閣不信任決議案が可決されたことを受け、バルニエ首相は辞表を提出。内閣は総辞職した。内閣は発足後僅か2カ月半で総辞職に追い込まれた。フランスではマクロン大統領の辞任を求める声が高まっているが、大統領は2027年の任期をまっとうすると強調した。
北朝鮮は来月22日に最高人民会議を開催し憲法改正などについて議論すると発表した。会議では憲法の一部改正の他、国家の課題・予算・人事などについて議論するとしている。金正恩総書記は今年1月の最高人民会議で韓国を「第1の敵対国」と明記するよう憲法改正を指示し、「平和統一」などの表現を削除すべきとしていたが、具体的な内容については公表していなかった。
アフガニスタンで実権を握るイスラム主義勢力タリバンの暫定政権が例外的に認められていた医療系教育機関への女性の通学も禁止したと地元メディアが伝えた。それによると今回の指示はタリバン最高指導者アクンザダ師の指示とされ、今月3日から医療を学ぶ女性たちは登校できない状態となっている。タリバンは日本の中学校以上にあたる女子教育を禁止する措置を取っているが、現地では伝統的に女性患者は女性の医師が診察することが求められていることから、医療・看護分野の教育は例外的に認められていた。国連は女性医療従事者の深刻な不足を指摘、深い懸念を表明している。
ルーマニアの憲法裁判所は先月24日に投票が行われた大統領選挙について無効にする判断を出したと発表。大統領選挙をめぐってはそれまで無名の存在だったロシアよりの主張を掲げる無所属のジョルジェスク氏がSNSで選挙戦を展開し首位。今月決選投票が行われる予定だった。今後混乱が予想される。
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- カリン・ジョルジェスク憲法裁判所
為替と株の値動きを伝えた。
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国際報道の番組宣伝。来週月曜はノーベル平和賞の授賞式を控えたノルウェーから核兵器廃絶への動きを主導する一方で、隣国ロシアの脅威を前に苦悩する現状を取材した。
出演者が挨拶した。
ぼっちドクターに弟子入りしてみた！、首都圏いちオシ！、ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪、中井精也の絶景！てつたび、ドキュメント72時間の番組宣伝。