- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆
オープニング映像が流れ、出演者らが挨拶。
世界で深刻化する砂漠化。世界では毎年1億ヘクタール以上が農地として使えなくなっている。主な原因は気候変動、水不足、森林伐採など。その対策を話し合う国連の国際会議がサウジアラビアで開幕。番組では、ホスト国サウジアラビアの砂漠化の現状、それを乗り越えようとする現場などを取材。
国土の3分の1が砂漠というサウジアラビア。砂漠化の影響で農地に適した面積は年々減少。ある農園では水不足で地下水の塩分濃度が高くなり収穫量にも影響。その対策のため、政府は砂漠地帯でも育つアカシアの一種を植える取り組みを3年前から開始。之までに1億本を上、最終的には100億本を植える計画。食料自給率の低下も課題となる中、各地で建設が進んでいるのが植物工場。葉物野菜などを少ない水で作れるほか、安価で販売できる。向上はサウジアラビア、イタリア、日本の企業が共同で開業。
砂漠化が進むサウジアラビア。緑地を保存する目的などで植林計画が進められているが、持続可能な形で利用していく方法を模索することも重要。植物を生産できる工場も作られているが、現段階の技術ではビジネスとしては成立しない。同国で始まった国際会議では、砂漠化が食糧不足や貧困などの問題を引き起こすことを念頭に、より具体的な対応についての協議が求められている。
ルーマニアで行われた議会上下両院選挙。チョラク首相率いる中道左派「社会民主党」が第1党を維持する見通し。極右政党「ルーマニア人統一同盟」が躍進し第2党へ。社会民主党と連立を組んできた中道右派「国民自由党」は第3党へ。躍進した極右政党はルーマニア政府によるウクライナ支援に反対の立場。大統領選挙では、主にSNSで選挙戦を展開したロシア寄りのジョルジェスク氏が決選投票へ。
ルーマニア大統領選挙ではロシア寄りのジョルジェスク氏がトップ。議会選挙では極右政党「ルーマニア人統一同盟」が躍進。ジョルジェスク氏はかつてこの政党に所属。主張はいずれもロシア寄りで、ウクライナへの軍事支援に反対の立場。注目の大統領選決選投票は8日。ロシアの介入も疑われ、対立候補は選挙のやり直しを裁判所に訴えている。
フランス西部にある墓地で行われた大規模工事。設置しているのは太陽光パネル。地域住民の使用電力の2割を賄う計画。登録料5ユーロを払えば永年無料で電気を使える。批判の声もある。
スペイン各地にクリスマスツリーが登場。ツリーに加えイルミネーションのトンネルが設置されているもの、照明の予算が3倍になったものなど様々。
タイ・バンコクで行われたファッションショー。登壇したのは同性カップルやLGBTQの人たち。タイでは来月に同性婚が法制化。男女の結婚と同等の権利が認められるようになる。法律施行当日には合同結婚式が開かれ、200組が参加予定。
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- バンコク(タイ)
トランプ氏が勝利して以降、米国では同性婚の権利が奪われることへの懸念が広まっている。来年1月の就任を前に、同性カップルが結婚を急ぐ動きも。米国では2015年の連邦最高裁判所の判断で同性婚が認められ、その権利を保障する連邦法も成立。世帯数は推計70万超。連邦最高裁は保守派の判事が多数で、不安も広まっている。会場を無償で提供するなど同性婚者をサポートする動きも。
英国ではTPPが15日に発効。日本から輸出される精米なども関税が撤廃されることに合わせ、ロンドンでは日本の米野魅力を紹介するイベントが開かれた。英国への米の輸出量は今年9月までに650トン。すでに去年1年間の輸出量を超えていて、さらなる需要拡大が期待される。
米FRBは2会合連続で利下げ。今月の会合ではどうするのか、注目は11月の雇用統計。景気の動向を敏感に示すといわれる「農業分野以外の就業者数」が判断材料になる可能性。
中国で就職難を理由に人気を集めていた大学院。去年をピークに今年は減少。現地メディアは「大学を卒業してキャリアを積み上げたほうがコストパフォーマンスが良いと考える人が増えている」と分析。
世界最多の人口を抱えるインド。その8割を占めるヒンドゥー教徒にとって縁起が良い日が集中する11月・12月はブライダルシーズン真っ盛り。今季は480万組が挙式。関連消費は6兆ルピー(10兆円)との推計。インドのブライダル市場は年間20%程度の成長が見込まれていて、経済効果にも期待が寄せられている。
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- ニューデリー(インド)
バイデン大統領の息子、ハンター・バイデン氏は違法な薬物を使用していないと虚偽の深刻をして銃を不法に購入したt見などに問われ有罪の判決を受けている。バイデン大統領は恩赦に署名したと明らかにした。
ストックホルム国際平和研究所の所長が長崎を訪れインタビューに応じた。ダン・スミス所長はプーチン大統領が核兵器使用基準の引き下げに承認したことについて「意図的に核戦争を起こす可能性は非常に低いとした上で「若い世代は過去よりもより良い解決を図れるはず」と述べ核軍縮に向け若者たちの関与に期待を占めした。
マーケット情報を伝えた。
次回予告。「”楽園”バリ 観光と開発 両立で揺れる島」。
エンディングの挨拶。