アフガニスタンで実権を握るイスラム主義勢力タリバンの暫定政権が例外的に認められていた医療系教育機関への女性の通学も禁止したと地元メディアが伝えた。それによると今回の指示はタリバン最高指導者アクンザダ師の指示とされ、今月3日から医療を学ぶ女性たちは登校できない状態となっている。タリバンは日本の中学校以上にあたる女子教育を禁止する措置を取っているが、現地では伝統的に女性患者は女性の医師が診察することが求められていることから、医療・看護分野の教育は例外的に認められていた。国連は女性医療従事者の深刻な不足を指摘、深い懸念を表明している。