那覇市趣里に住む翁長良明さんは琉球最古の貨幣の中山通宝などこれまで沖縄に関する資料等を20万点を収集してきたという。今回はその中で沖縄が復帰したことを感じさせる資料を見せてもらった。復帰前にあったというウイスキーは戦後から1972年にアメリカ統治下で牧起こった洋酒ブームは、ウイスキーなどのボトルのラベルには琉球政府の関税刻印が入っている。さらに復帰前の沖縄であちらこちらで見かけたという給油所のカルテックスの看板が。カルテックスは1950年に沖縄瀬の石油給湯券を獲得し、その給油所は一社のみだった。最後のコレクションは本土復帰を果たした年に沖縄の子どもたちに配布しようと日本政府によって作られた記念メダルで、復帰を祝福する文言が入っていたために、復帰を喜ばしいこととは思わない人から批判を呼び途中で配布が中止された幻のメダルだという。