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「カレー丼(並盛)」 のテレビ露出情報

牛丼でおなじみの吉野家がダチョウ肉を使った丼を去年8月に1週間限定で販売。牛丼(並)が498円に対し、オーストリッチ丼~スープ添え~は1683円。強気な価格設定だったが、用意した6万食は完売したという。吉野家は牛肉の相場や輸入規制に左右され続けてきた。2003年にはアメリカで牛の病気「BSE」が発生。2004年2月、牛丼の販売を全店で中止した際には一大ニュースになった。牛丼の代わりにカレー丼などを販売したが、売り上げは半減した。2年後、牛丼が復活。量を確保できないため、価格は以前よりも100円以上値上がりしたが、人気は衰えていなかった。現在、牛丼の割合は半分。リスク分散のひとつだという。そんな社長が自ら目をつけたのがダチョウ。牛の赤身肉に近い味だと思い、ダチョウ肉に可能性を感じたという。ダチョウは自社牧場で育てている。茨城・石岡市にある「SPEEDIA RANCH石岡」では約500羽のダチョウが育成されている。牛は2~3年で出荷となるが、ダチョウは1年で成長するため、飼育効率がいい。社長はこれでおおむね日本一の規模。これを10倍・100倍にしないと産業畜産のレベルにならないと話した。去年、期間と店舗を限定して販売した理由は吉野家全店で賄えるほどのダチョウ肉が生産できなかったから。現在、ダチョウの飼育数を少しずつ増やし、牧場を拡大している。生産した肉は全国の系列店約20店舗に卸している。ダチョウ肉は他の肉と比べて低脂肪・低カロリー・高タンパク。社長は今後もダチョウ肉の普及に力を入れていきたいという。マギーはオーストリッチ丼という名前が良くない気がする。牡丹肉や桜肉のように素敵な花の名前に変えたら、みんな飛びつきやすいと思うと話した。

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