牛丼チェーン各社が相次いでカレーをリニューアルしている。すき家が来月1日からカレーをリニューアルする。新商品はリンゴやサツマイモなどを使い、甘口にしてファミリー層の来店を強化する。辛口ソースで味変も可能だという。松屋では今年7月、物価高を背景に牛丼などを一斉値上げしたが、カレーは580円を490円に値下げした。吉野家も5月カレーをリニューアルし明後日から女性客をターゲットにした新商品を発売する。フードアナリスト・重盛高雄さんは“特徴あるカレーで他社と差別化し子どもや女性などの新たな客層を獲得する狙いがある”という。また人手不足の影響もある。カレーはオペレーションが楽で早く提供できるため注目されているという。