ホワイトハウス・レビット報道官はEUやインドとともに日本がコメにアメリカ産のコメに対して関税をかけていると言及し、日本については関税が700%だと主張している。農水省は2001年ごろの貿易自由化交渉が行われていた当時で換算すると778%だったとしているが、現在の関税について専門家の川崎研一氏は実行関税率は204.3%だとしている。日本は義務として年約77万tのコメを関税をかけずに輸入しているが、それ以降については1kg当たり341円の関税を欠けている。5kgのカルローズ米は現状3000円だが、アメリカ産のコメに対する関税が無くなった場合1705円の関税がなくなることで1295円となる。パックンは元々トランプ政権はTPPから離脱した立場だったので皮肉なことではないかとコメント。カルローズ米はやや細長くパラパラとしているものの味はほぼ同じであり、マイスターの澁谷梨絵さんは粒が大きめで粘り気が少なくあっさりしているのが特徴と紹介。カルローズ米は牛丼、カレーなど汁気のあるものやチャーハン、ピラフなどにも合うという。一方で関税が撤廃されると日本の農家への打撃は大きい。澁谷さんは、業務用ではカルローズ米が活用されていく可能性はある、日本の農家にとってかなり深刻だと話した。