パリ五輪の新競技ブレイキンで金メダルのAmi。ブレイキンとはDJの音楽に合わせてパフォーマンスし、技術力や独創性などどちらか優れているか審査員が判定する競技。姉の影響で6歳からダンスを始めたAmiは10歳でブレイキンに出会いどハマり。しかし当時はまだマイナー競技。周囲にブレイキンをやる同世代はおらず、中学で部活に入りブレイキンをやめようか悩んでいた。そんな時、母から「ブレイキンやめて部活に入ってもいいよ。でも本気でブレイキンやるなら全力でサポートするよ」と言われた。この言葉で迷いが消え、以来、週4のレッスン以外にも毎日アスファルトの上であざだらけになりながら練習を続け、2018年ブレイキン世界大会を19歳で制覇。その後も3度の優勝に輝き、2024年パリ五輪では初代女王に。Amiが世界一になれたのは神奈川県の武蔵溝ノ口駅があったから。ガラスが鏡になり練習しやすく、終電後も電気つきっぱなしとのこと。埼玉県出身だけど武蔵溝ノ口駅に通い、母親が車で送ってくれていたという。深夜に子どもが練習していると補導されてしまうため、母親はキャンプ用の椅子に座り離れた場所で見守ってくれていたという。国際大会で50回以上優勝のShigekixも。元々大阪出身だが、川崎が盛り上がっているとあり川崎住みに。川崎市もサポートしている。カワサキ文化会館ではブレイキンができるダンススタジオの他にスケートボードやバスケットボールコートの貸し出しを無料で行っている。
住所: 神奈川県川崎市川崎区駅前本町21-12