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「ラントシュタイナー」 のテレビ露出情報

血液型には41種類の分け方があり、一番有名なのがABO式血液型。オーストリアの病理学者ラントシュタイナーが混ぜると凝固する性質から血液型を発見したという。ABO以外にはRhプラス・マイナスもあり、日本人のRhマイナス発現率は0.5%と非常に少ない。
医学知識だったABO式血液型が日本だけ占いに利用されるようになったのは、約50年前の血液型でわかる相性についての本がブームになったことがきっかけだという。血液型ブームが起こった理由は、日本人の血液型がまんべんなく揃っていることがある。世界の血液型分布を見るとO型が多数を占める国が多い。
血液型による病気リスクは抗原の違いがポイントになる。人の体内には異物を排除する免疫機能が備わっていて、体にとっての異物を抗原、抗原を排除する物質を抗体という。抗体は特定の抗原のみを攻撃する性質があり、例えばB型の人にA型の血を輸血するとA型抗原を敵とみなして攻撃し血が固まってしまう。この抗原こそが病気リスクの違いを生むという。ウイルスによって結合しやすい抗原が違うため、感染しやすい血液型があるという。
血液型によって血の固まりやすさにも違いがあり、O型は血液が固まりにくく、A型は固まりやすいという。深瀬先生はO型は血液凝固因子が約3割少ないと解説。救急センターに運ばれた重症患者の死亡率もO型以外の平均が11.5%、O型は28.2%となっている。

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