パレスチナ・ガザ地区をめぐる停戦交渉が再開される中、仲介国・米国のブリンケン国務長官がイスラエルに到着した。停戦に向けた働きかけをするため、ネタニヤフ首相と会談する予定。一連の衝突が始まった去年10月以降、ブリンケン国務長官がイスラエルに入るのは10回目となる。停戦交渉は米国、エジプト、カタールが仲介する形で、15日から再開された。米国は新たな案を提案していて、21日にはエジプトの首都カイロで再び協議が開かれることになっている。それを前に、ブリンケン国務長官は19日にネタニヤフ首相と会談し、停戦の実現に向けた働きかけを強めるとみられている。