佐藤せつ子さんは夫の武敏さんが消防署を定年退職したら2人でゆっくり旅行に行こうと話していた。漂流ポスト3.11へ手紙を投函することで気持ちを落ち着けていると話してくれた。
2016年、広くその存在を知られるようになった漂流ポストのため閲覧用の小屋の建設が始まった。漂流ポストに宛てた手紙はいつからか全国から届くように。これまでに届いたのは1000通以上。震災の遺族などからだけでなく不慮の事故などで大切な人を亡くしてしまった人などからも手紙が届くようになった。
60を過ぎてから正看護師を目指して勉強を始めた清水さんは2017年、国家試験に合格。試験に受かったことを娘家族に報告する手紙などを漂流ポストに投函している。
岩手県の内陸部・奥州市。市内の老人ホーム「いこいの森」に赤川さんの母・末子さんが入院している。入院するまでは元気に過ごしていたが、コロナ禍で会えないでいるうちに認知症を発症。もっと母と向き合うことはできなかったかと今でも後悔している。横浜出身の赤川さんは27歳のとき岩手へ移住。仕事に追われる赤川さんを末子さんは献身的に支えてくれた。奥州市と陸前高田市の距離は70km。母のために老人ホームへ通いながら週の半分を漂流ポストの管理人として過ごしていた。
2016年、広くその存在を知られるようになった漂流ポストのため閲覧用の小屋の建設が始まった。漂流ポストに宛てた手紙はいつからか全国から届くように。これまでに届いたのは1000通以上。震災の遺族などからだけでなく不慮の事故などで大切な人を亡くしてしまった人などからも手紙が届くようになった。
60を過ぎてから正看護師を目指して勉強を始めた清水さんは2017年、国家試験に合格。試験に受かったことを娘家族に報告する手紙などを漂流ポストに投函している。
岩手県の内陸部・奥州市。市内の老人ホーム「いこいの森」に赤川さんの母・末子さんが入院している。入院するまでは元気に過ごしていたが、コロナ禍で会えないでいるうちに認知症を発症。もっと母と向き合うことはできなかったかと今でも後悔している。横浜出身の赤川さんは27歳のとき岩手へ移住。仕事に追われる赤川さんを末子さんは献身的に支えてくれた。奥州市と陸前高田市の距離は70km。母のために老人ホームへ通いながら週の半分を漂流ポストの管理人として過ごしていた。
住所: 岩手県陸前高田市広田町赤坂角地159-2