和歌山県南部の大塔山系。主峰・大塔山は標高1122m。あたりは雨の多い地域で、年間降水量は場所によっては4000ミリ近くに達する。トガサワラは絶滅が危惧される植物で、紀伊半島と四国の限られた場所にだけ分布する。大塔山系を源流とする古座川は全長56km。紀伊半島の中でも屈指の清流。春、藻類を求めて上流を目指すアユにとって難所なのが落差8mの「滝の拝」。秋、渓流沿いにダイモンジソウが咲く。キイイトラッキョウは他の植物が好まない渓流の岩場に生息する。下流ではアユを求めて野鳥やクロダイが集まる。
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