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「キタサンショウウオ」 のテレビ露出情報

北海道・釧路市で獣医師の齋藤慶輔さんは釧路市で、絶滅の危機に瀕した猛禽類の保護や治療を行っている。人間との軋轢を減らす環境活動も行う。この日は釧路湿原で希少種のチュウヒの生息調査を行った。2050年のカーボンニュートラル実現を目指し、国が推し進める再生可能エネルギー事業。その代表とも言われるのが太陽光発電。釧路市内でもその数は増えていて2012年には25カ所だったのが現在600カ所超。釧路市でキタサンショウウオの研究をしている照井さん。氷河期の生き残りともいわれる絶滅危惧種のキタサンショウウオは開発行為により住処を奪われ2020年にレッドリストのランクを2段階引き上げられた。大阪に本社を置く企業の日本エコロジーは1000キロワットを超える大規模な太陽光発電施設のメガソーラーを全国各地に作ってきた実績がある。釧路市内で新たに17箇所で建設を計画している。地域住民とともに事業を行ってきたという。しかし釧路市では自然環境に対する姿勢を巡り不信感を産んでいた。
去年12月に行われた住民説明会では参加者から建設予定地の一つに、国の天然記念者のオジロワシの巣があると指摘された。日本エコロジーが配布した建設地は予定地のすぐ外側にオジロワシの巣がある。専門の業者が作成した場所でもオジロワシの巣は建設予定地の外側にあるように見える。しかし、釧路市に提出されている事業計画の内容では、正確な位置を落とし込むと、実際の建設予定地から南西方向にズレていることがわかった。オジロワシの生態を脅かす開発に、対策を講じてこなかった釧路市義。今回で市長は追求される事態に。獣医師の齊藤さんは建設予定地周辺でオジロワシの雛にGPSをつけ、生息状況の調査を行ってきた。オジロワシのひなの活動範囲は500mが中心で、1000m以上離れた場所でも活動していることがわかる。齊藤さんは、雛がソーラーパネルの下に入ってしまうと親が雛を確認できずエサを運ぶことができないという。最悪餓死してしまうという。釧路市からの通告をうけて日本エコロジーは巣のある場所の建設中止を決めたが巣から500m圏内での建設は続行するという。1980年に国内で始めラムサール条約に登録され、国立公園にも指定された釧路湿原。雄大な自然と希少な生き物が息づくこの周辺でメガソーラーの建設が相次いでいるのか?専門家は日照時間が長く建設費を抑えられる利点があるという。
釧路湿原の歴史は50年以上前に遡ると建設が相次ぐもう一つの理由に1978年代から80年代まで全国で被害が相次いだ原野商法。値上がりの見込みがない原野や山林を将来値上がりするという謳い文句で不当に買わせる手法。釧路湿原周辺もその一つだった。釧路湿原の回りに5ヘクタールほどの原野を所有していた女性は荒野を遺産として相続し、毎年支払ってきた固定資産税の総額は20万円に。重荷となっていた土地を買い取っていたのが太陽光発電事業者。評価額の10倍で買い取ったという。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月28日放送 8:00 - 9:55 テレビ朝日
羽鳥慎一モーニングショー(ニュース)
釧路市のあちこちにメガソーラーがある。現在物議を醸しているのが日本最大の湿原の目と鼻の先にメガソーラー建設が進んでいる。建設現場の近くには特別天然記念物のタンチョウがいる。猛禽類医学研究所代表は生態系への影響を懸念しているとともに調査が不十分と問題視している。建設現場は太陽光発電施設の設置ガイドラインに沿って申請し受理されればメガソーラー建設が可能。生態系に[…続きを読む]

2024年11月2日放送 0:47 - 1:17 NHK総合
美景・絶景 日本列島再発見北海道編
釧路湿原の風景と生息する動植物を紹介。

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