Eテレで今年度から開始した毎月最終日曜放送の「未病息災を願います」を紹介。病気の予防治療に注目し最新医療を紹介している。番組は40~60代の中年を迎えた3きょうだいの何気ない会話からスタート、3人は多少の不調があっても病気にならずに元気に暮らす「未病息災」を目指している。扱うテーマは主に40代以降で起きる体の不調、血糖値や骨密度の異常、疲れなど。4月放送では眠れないことに注目、十分に眠れないとうつ病やがん、生活習慣病や認知症などあらゆるリスクが高まる。眠れないと感じたら、この回では睡眠の専門家が科学的根拠に基づいた対処法を紹介、部屋が明るいと脳や体が昼と勘違いして眠れなくなるので照明は寝る1~3時間前に100ルクス以下にすることで寝付きがよくなるとした。また良い睡眠を助けてくれる料理を紹介、腸内環境が整うと睡眠の質が上がるということ。睡眠の研究科に素朴な疑問を尋ねるコーナーもある。予防医学にスポットを当てた狙いについて木村チープ・プロデューサーは「一体どういうことを伝えたら今の時代見て頂く方の役に立つのか考えた。生活に取り入れてみようかなと思いながら見てもらえるとうれしい」などとした。