龍谷大学の李教授が北朝鮮について解説。2025年は朝鮮労働党創建80年と5カ年計画の節目にあたる年で、ICBM、原子力潜水艦、極超音速ミサイル、超大型核弾頭、軍事偵察衛星の5大課業を重要視している。金総書記のやりたいこと1つ目は反離婚キャンペーン強化。北朝鮮では離婚が急増している。風紀が乱れることを警戒し離婚した夫婦は厳しい罰をうけることがある。北朝鮮では電気が不十分なため工場が稼働せず工場勤務の男性は収入がない状態。女性が収入のない男性を必要としなくなり見切りをつけて離婚し、ホームレスになる男性が急増している。やりたいこと2つ目は「地方発展 20×10政策」。毎年20の地域に工場を1棟ずつ建て10年で200棟建設する計画で、地方都市発展と市民レベルの向上を目指す。李教授は写真を撮ってアピールすることが狙いだと指摘した。やりたいこと3つ目は養殖業。金総書記は松林と砂浜しかなかった地域が変革を遂げたと成果をアピールしているが、李教授は魚を取るよりも稼働がかかるため稼働できず失敗する可能性が高いと指摘した。やりたいこと4つ目はリゾート完成。元山市リゾートにはマンションなどが建設されているが、李教授は完成しても設備や電気がないため稼働は難しいと指摘した。