浅草にある「ロシヤ料理 ラルース」を紹介。キャベツロールやボルシチ、ピロシキなどの本格的なロシア料理が食べられる店として40年間以上愛されてきた。マスターシェフの高間秀博さん、息子で2代目店長・高間厚が店を営む。新たなメニューとして秀博さんが考案したキャベツロールにはつなぎとして炊いたお米が入っていて、3日かけて完成するという。厚さんは幼いころから父の姿を見て父のような料理人になりたいと思ったと話す。秀博さんはランチメニューにスープやサラダのセットにしてもっと気軽に楽しんでもらおうという厚さんのアイデアを認めてくれた。厚さんが任されているのがピロシキ作り。生地の発酵具合を見極めて揚げ始める。いま父・秀博さんが厚さんに伝えたいのは“お客さんの気持ち”だという。