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「キャロル・フーベンさん」 のテレビ露出情報

トランプ政権をめぐる皆さんから寄せられた質問に答える。ハーバード大学をめぐる問題について、多くは批判的な意見だったが、トランプ政権の政策を支持する声も少なくない。寄せられた声を紹介。トランプ政権はハーバード大学に対し助成金の打ち切り、留学生を入国制限する政策を打ち出している。理由は「反ユダヤ主義的」「リベラルすぎ」としているが、大学側はこれを否定し反発している。今年5月、ニューヨークタイムズにハーバード大学の現役教授・スティーブンピンカーさんは「ハーバード大学がリベラルに偏りすぎている」と寄稿。元ハーバード大学研究者・キャロフーベンさんはおととし辞任に追い込まれた。理由は「性別は生物学的には男女2つしかない。生殖細胞の種類によって決まる」との発言。ジェンダーの多様性を重視するリベラルな大学内の動きが発言を許容しなかったともみられている。
ハーバード大学の学生新聞が一部学部の教職員に政治志向を調査した結果、「リベラル」と「とてもリベラル」の回答は計77%超。一方「保守」と「とても保守」の回答は計2.5%。ピンカー教授は政治的多様性のなさが研究を歪めるリスクを指摘。また、学内の言論の自由について全米の約250の大学の5万5000人以上の学生に聞いたところ、ハーバード大学は最下位となった。トランプ大統領の発言にはこうした背景があるのかもしれない。
仮に大学がリベラルに寄っていたとしても政治からの圧力が正当化されるかは別問題。ピンカー教授はトランプ大統領について”明らかな動機は政府以外の影響力の拠点となる市民社会の機関を弱体化させること」と批判的な意見も寄稿。トランプ政権の政策へ批判する側の意見としては「教育機関の政府からの独立が揺らぐ」「政府による言論の弾圧」「助成金削減で研究が阻害される」などもある。トランプ政権の政策に対し真っ二つに分かれる評価。どちらが正しく、どちらが間違っているという問題ではない。中間を選ぶ選択肢もある。

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