今年の地球環境大賞に輝いたキヤノンの画期的な発明とは。今や世の中に欠かせない半導体。性能を上げるためにはより複雑で微細な回路が必要。回路の線の幅の単位はナノメートル(10億分の1メートル)。現在、光を焼き付け製造されている半導体の回路は細かくなるほど膨大なエネルギーが必要になる。そこで開発されたのがナノインプリントリソグラフィ技術。従来の10分の1のエネルギーで回路を作ることに成功。版画の技術の応用とキヤノンが保有しているインクジェットの技術を組み合わせることにより確立できたもの。
住所: 栃木県宇都宮市清原工業団地20-2