きのう65円安で寄り付いた日経平均株価。史上最高値の更新も視野に入っていたが2日間で2000円を超える値上がりとなったことから利益確定売りが広がり370円安い4万1456円で取り引きを終えた。来週から本格化する企業の第1四半期決算の発表を前に、関税の影響を十分に織り込んでいなかった主力企業の業績見通しが株価の下押し圧力になったという。マネックス証券・広木隆氏は「信越化学は10%ぐらい急落する場面があったしキヤノンも4.5%安と、どちらも業績の下方修正が(相場を下げる)材料になった。日本を代表する主力メーカーが急落したのは幸先の悪いスタート。来週も神経質な展開が続くと思う」と話した。
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