2025年7月26日放送 6:00 - 8:00 テレビ朝日

グッド!モーニング

出演者
野上慎平 林修 住田紗里 佐藤ちひろ 武隈光希 荒井理咲子 今井春花 三山賀子 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
日米関税協議「合意文書なし」

昨日、石破総理は与野党の党首会談を行いアメリカとの関税交渉で合意に至ったことを報告した。およそ1時間10分の会談で関税率が25%から15%に引き下げられた成果を強調した一方で会談後、野党側が一斉に批判した。合意に至ったはずの交渉の中身が日米で一致しない点がいくつもあった。適用時期について、アメリカ側は時期を明かしていないが日本側は相互関税は8月1日からだと明言。防衛装備品の購入についてもアメリカ側は年数十億ドルの追加購入だと金額に触れているが日本側は踏み込んでいない。更に農産物の購入についてもアメリカ側が80億ドルと明らかにしたが、日本側は決まっていないと説明している。

日米関税協議“合意文書なし” 「不安高まった」野党が懸念

日米関税合意について、ベッセント財務長官はFOXニュースのインタビューで「大統領が履行状況に不満を持つようなら25%に戻す」と言及。合意文書がなければ口約束の状態になりかねない状況に、国民民主党の玉木代表は合意直後率直に評価したいと話していたが態度を一転させた。また党首会談に初めて参加した参政党、神谷代表も苦言を呈した。党首会談を終えたあとの石破総理は「有益な指摘をもらったので、それらを踏まえ政府としても適切に対応したい」と述べた。

伊東市長 百条委への出頭拒否

百条委員会の証人喚問では正当な理由なく出頭を拒否した場合、拘禁などの刑罰が科される。これまで出頭の姿勢を見せていた静岡・伊東市の田久保真紀市長が欠席。きのう第3回目の百条委員会は市長欠席のまま次なる一手が話し合われた。再出頭にも応じなければ地方自治法違反の疑いで刑事告発することも視野に入れている。出頭も拒否し、疑惑の卒業証書の提出も拒む市長。卒業していないのに持っていた卒業証書について新たな告発文で真偽不明の新情報が舞い込んだ。東洋大学の同級生を名乗る人物から「田久保真紀の卒業証書なるものの真実を知らせる」との文書が届いた。

卒業証書「同期生作ったニセ物」 居酒屋で“授与式”新告発文書に

卒業していないのに持っていた卒業証書について、真偽不明の新情報が舞い込む。あれは彼女と同期入学で平成4年3月に卒業した法学部学生が作ったニセ物です。議長宛に届いた告発文書の差出人は市長の同級生を名乗る人物。きのう市長は百条委員会を出頭拒否。市職員の労働組合関係者と面会。斉藤執行委員長は、対応している部署が負担を強いられていると述べた。市長は窓口を開設予定だという。

けさ知っておきたい!NEWS
ガソリン減税へ 野党一致

「ガソリンスタンド現場とか買い控えの問題とか様々な支障が出ないよう、我々の政策が実現して本当によかったと国民に思っていただけるように」と語った立憲民主党・重徳和彦政調会長。ガソリンの暫定税率廃止をめぐり立憲、維新、国民民主などの野党8党はきのう、来月1日から開かれる臨時国会も視野に法案を提出する方針を確認した。先月の通常国会では野党各党が提出した法案は衆議院で可決されたが参議院では与党が反対し廃案になった経緯がある。今回の参議院選挙で与党が衆参両院で過半数を割ったため、野党が一致すれば法案成立が可能になる。

女性寿命40年連続世界一

去年の日本人の平均寿命は女性が前年より0.01歳短い87.13歳、男性は横ばいの81.09歳だった。女性は40年連続で世界1位となり、2位は韓国、3位はスペインだった。男性は1位がスウェーデンで日本は順位を5位から6位に下げた。心疾患などによる死亡率が減少した一方、老衰や肺炎による死亡率が増加したという。

トランプ氏FPB訪問 口論も

アメリカ・トランプ大統領が改修工事中のFRB本部を視察した。独立性が重視されるFRBの本部を現職大統領が訪問するのは異例。トランプ大統領は工事費用について「当初の27億ドルから31億ドルにはね上がっているようだ」と指摘。しかしパウエル議長は「承知していない」と否定。トランプ大統領は政策金利の引き下げに慎重なパウエル議長に不満を抱いていて、この日も「彼が金利を引き下げることを願っている」と牽制した。

水不足で市営プール終了

兵庫県丹波市は春日総合運動公園のレジャープールについて、今夏の営業を中止すると発表した。利用客からは「さびしい。もっと入りたい」との声。プールに水を供給している三宝ダムの貯水量が干ばつの影響で大幅に減少したことによる水不足が中止の原因。今週水曜日にオープンしたばかりだが、飲み水の確保を優先するため今年度の営業をわずか3日で終了した。

「特区民泊」苦情急増 対策へ

インバウンド客などによる宿泊需要の増加に対応する「特区民泊」制度。住宅街でも開業できるなど一部規制が緩和され、大阪市には全国の「特区民泊」の9割が集中している。しかし2024年度にはゴミの放置や騒音などの苦情件数が前年に比べ倍増。大阪市はきのう対応を話し合う会合を開き、開業できる区域を商業地周辺に限定することや、施設への処分の根拠を明確にするための法整備などを今後、国と協議していくことを確認した。「特区民泊」をめぐっては大阪府・吉村知事がホテルなどの整備が進んだとして「新規募集を停止すべき」という見方を明らかにしている。

ドイツ18歳男性の徴兵検査復活

ドイツ国防省は24日、18歳の男性を対象に徴兵検査を受ける義務を復活させると発表した。メルツ首相は、ロシアによる脅威などを受けドイツ連邦軍強化を最優先事項に掲げている。当面は志願兵の募集を目的としているが、定員に満たない場合は兵役義務を課す規定も組み込まれている。ドイツは2011年に徴兵制度を停止している。

「最強パスポート」日本2位

パスポートの保有率が落ち込んでいる。ビザなしで渡航できる国と地域の多さから世界最強ともいわれる日本のパスポート。最新のパスポートランキングではシンガポールに次い日本は2位。190の国と地域にビザなしで渡航可能。しかしパスポート発行数は増加傾向が続いていたコロナ前と比べ減少。保有率は去年12月末時点で約17%と、2013年の24%から低迷傾向。

五木ひろし(77)ステージ復帰

歌手・五木ひろしが2週間ぶりにステージに復帰した。きのう五木は「自分が座長の公演、必ず復帰するとの気持ちで回復に努めてきた」とコメント。今月17日に慢性閉塞性肺疾患と気管支炎のため緊急入院していた五木はきのう明治座でステージに復帰。完全回復とはいえないが病気の影響を感じさせない歌声で「夜明けのブルース」や「契り」など全9曲を歌いあげ元気な姿を披露した。坂本冬美は復帰した五木のために「祝い酒」を熱唱。エンディングでは五木の代役を務めた太川陽介が涙する場面もあった。あすの千秋楽まで走り切ることをファンに誓った五木は「歌い手、舞台人はやはりこの板の上に立ってこそなんだと改めて思う」とコメントした。

長期金利↑ 17年ぶり高水準

長期金利の指標となる10年物国債利回りはきのう一時前日から0.01%高い1.605%まで上昇した。2008年10月以来の高水準。専門家は日米関税交渉の合意を受けて不透明感が後退し”日銀が早期切り上げに動く”との見方から債権を売る動きが強まったことが影響していると指摘する。来週開かれる日銀の金融政策決定会合についてマネックス証券・広木隆氏は「関税がかかること自体は悪いことだから決して日本経済にとって手放しで喜べる話ではないと思う。日本銀行までは一気にこのタイミングで『すぐ利上げ』というのはあまりに拙速に過ぎる」と語った。

日経反落 最高値更新ならず

きのう65円安で寄り付いた日経平均株価。史上最高値の更新も視野に入っていたが2日間で2000円を超える値上がりとなったことから利益確定売りが広がり370円安い4万1456円で取り引きを終えた。来週から本格化する企業の第1四半期決算の発表を前に、関税の影響を十分に織り込んでいなかった主力企業の業績見通しが株価の下押し圧力になったという。マネックス証券・広木隆氏は「信越化学は10%ぐらい急落する場面があったしキヤノンも4.5%安と、どちらも業績の下方修正が(相場を下げる)材料になった。日本を代表する主力メーカーが急落したのは幸先の悪いスタート。来週も神経質な展開が続くと思う」と話した。

けさ知っておきたい!NEWS検定
“日米でアラスカ天然ガス開発”懸念も

きょうのニュースは「トランプ氏表明・アラスカ天然ガス”日本と開発”前途多難?」。トランプ大統領は22日にアラスカ産のLNG(液化天然ガス)の開発に向け日本との間で合弁事業を立ち上げる計画と表明。液化天然ガスは日本の火力発電の主な燃料の一つ。林官房長官は「双方の利益につながるよう緻密な協議を継続している」としたが、日本の商社などは慎重に見極める姿勢。北極海には未発見の天然ガスの3割が眠るとされている。その中の天然ガス田の一つでパイプラインを港まで作り輸出する計画。このパイプラインは青森から長崎までの直線距離と同じ1300kmの長さに相当。計画が実現すれば日本の天然ガスの需要の3割にあたる年間2000万tの生産が見込まれる。現在はメキシコ湾からパナマ運河を通るルートで輸出しているが、実現すれば半分以下の7日で輸送が可能となる。

計画は3年後。一番の課題はコスト。総事業費は6兆4000億円で、その全体の4分の1となる1兆6000億円はパイプラインの建設費。建設費が高い理由は3つの山脈、800の河川など過酷な環境であること。ガス田から港の間は山が連なり4000m近い山もある。エネルギーの安全保障問題に詳しい大場氏によると、パイプラインの建設は困難を極めることが予想されるという。完成時期もコストも不透明で日本の商社などは慎重になっているのではと指摘する。一方で開発を進めると今後の日米関係を有利に進めるカードになるとも指摘されている。

アラスカが49番目の州になったきっかけは?

NEWS検定「アラスカが49番目の州となったきっかけは?」。選択肢は「天然資源の発見」、「人工100万人到達」、「ペンギンがいた」。

(気象情報)
サマフェス 夏にピッタリ“生ビール”

テレビ朝日のサマフェス会場のひとつ・毛利庭園から中継。「サントリー生ビール生サマフェスビアガーデン」がオープン。テレビ千鳥とのコラボメニューのひとつ・ラランドのサーヤが開発した「レジ横ホットスナック風おつまみ」を紹介。営業は午前11時~夜10時まで。

気象情報

台風情報(8号、9号)、全国の気象情報を伝えた。

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