花粉の飛散量が今年より増加傾向で特に九州から近畿にかけて大幅に増加する見込み。そんな中、花粉症による労働力の低下で1日あたり約2320億円の経済損失が出るとの試算が発表された。今や国民病とも言える花粉症だが大阪・淀川区のドラッグストア・キリン堂では一番目立つ棚に花粉症の商品を並べている。Zoff・あべのキューズモール店では花粉をブロックできる着脱式のメガネは前年の1.5倍の売上となった。鼻に直接入れるマスクも売上げが上がっている。バイオインターナショナル・東原松秀社長は「去年の1.5倍〜2倍、それを上回るくらい」と話した。ノーズマスクピットセブンは着脱が簡単で花粉やウイルスを防ぎ、水洗いできるため繰り返し使用可能。去年はおよそ50万個販売し7億5000万円近い売上げがあった。