サミーが2003年9月に発売した伝説のしくじりパチスロ台「キングキャメル」の斬新すぎるリール演出を映像で紹介した。その後に発売した台も軒並み不発となり、苦肉の策で発売した台が「パチスロ北斗の拳」だった。生みの親は当時28歳で入社5年目の沢田智さんだった。北斗の拳の大ファンだったという。ここまでにも何度か話題にのぼっていた人で狩野英孝の伏線回収に一同驚愕した。スタジオに来てくれた沢田さんにコピー打法騒動について聞くと「何が何だかわからなかった」と語ってくれた。北斗の拳は1983年に週刊少年ジャンプで連載が始まり、今年で40周年。単行本は1億部超の大ヒットコンテンツ。狩野はパチスロがきっかけで北斗の拳を知ったという。5万台が目標だったが、パチスロ史上最高となる62万台を売り上げた。この記録は未だに破られていない。2500億円を売り上げ、サミーはパチスロ業界のトップメーカーとなった。北斗の拳シリーズは今でも最新機種が発売される大人気台となった。