ロシアによる侵攻の長期化で兵力不足が申告なウクライナで、受刑者775人が軍に入隊したと当局が明らかにした。ウクライナでは先月、受刑者の入隊を可能とする法案が議会で可決され、ゼレンスキー大統領が署名した。重大犯罪で収監された受刑者は対象外で、身体検査などを受けた後、裁判所が許可すれば仮釈放され兵役に就くことになる。ウクライナ検察庁は、入隊を申請した受刑者のうち1843人について裁判所が許可し、775人が入隊したと明らかにした。ロイター通信は「これまでに4500人以上が入隊を申請した」と伝えている。