ドジャースの大谷翔平は、日本時間きのうの試合までで、9試合連続打点を記録している。シカゴで行われたホワイトソックスとの3連戦最終日は、会場で、メキシカン・ヘリテージ・ナイトが行われた。大谷は、1番指名打者で出場した。第1打席、フルカウントとなった6球目で、25号ホームランを放った。打球速度は約183キロ、飛距離は約133メートルだった。先頭打者としては、自身初の2試合連続ホームランだ。打点も10試合連続となり、球団新記録をマークした。ホームランボールをキャッチしたのは高校生で、「絶対売らない」と周囲に話していたという。6月のホームラン数は、11本。直近10試合では、8本を打っている。ナ・リーグで、大谷とともに三冠王が有力視されているのは、ブレーブスのマルセル・オズナだ。打率・ホームラン数では、大谷がリードしているが、打点では、オズナが3点先行している。フィリーズのボームも、打点を64とし、オズナとトップを争っている。記者によると、一番は打点が稼ぎにくいポジションのため、打順が今後どうなるかがポイントになるという。ホワイトソックス戦で、大谷は第2打席、フォアボールで出塁した。ドジャースは、ヘルナンデスなどが打点をあげ、ストーン投手がメジャー初完封し、ホワイトソックス戦を全勝とした。連勝を4に伸ばした。大谷は、2打数1安打と、2つのフォアボールで、打率・打点・ホームランともに数字を上げた。大谷は試合後、好調を続けたいし、シーズンのあとも見据えてしっかり継続していきたいなどと話した。