パレスチナをめぐっては先月、安全保障理事会で国連への正式加盟を勧告する決議案が米国の拒否権で否決されていた。国連総会は10日、パレスチナが「国連加盟の資格を有する」として、安保理に対し「好意的に再検討」するよう求める決議を日本を含む143ヵ国の賛成で採択。国連総会の決議に拘束力はないが、イスラエルの国際的な孤立が一層際立つ形となった。一方、イスラエル・エルダン国連大使は投票前の演説で「あなた方は国連憲章をズタズタにしている」などと述べ、壇上で国連憲章をシュレッダーにかけ強く非難。
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