今年7月、韓国の「Billboard Japan Songs」ランキングで松田聖子さんの「青い珊瑚礁」が1位を獲得。現在も4か月連続でチャートイン中。更に韓国の大手カラオケサイトのランキングではトップ100の中に日本の昭和・平成の名曲が20曲以上もランクインしており、韓国では日本の懐メロブーム。きっかけとなったのが今年4月から韓国で放送された歌番組「日韓歌王戦」。日本と韓国のオーディションを勝ち抜いた歌手たちがそれぞれの国の懐かしい名曲を歌い合い競う番組。視聴率は6週連続1位となり最高視聴率15％超え。更に数々のK−POPアーティストも日本の曲をカバーし、韓国国内での日本の懐メロブームに更なる拍車をかけることになった。その反響を受け現在も「日韓トップテンショー」など日本の懐メロを歌う番組が放送中。ブームの中で注目されているのがピアノが得意とし力強い歌声が魅力のチョ・ジョンミン。韓国のガールズグループ出身のカン・ヘヨン。更にこのブームで無名だった日本人の歌手たちが韓国で大ブレイクのきっかけを掴んだ。福岡出身・かのうみゆは「Over Drive」を歌った歌唱動画が1200万回再生を超えるなど大バズリ。数々のキャリアを重ねてきた歌心りえの歌声は言葉の壁を超え感動を呼び会場中が涙した。