ASEANの首脳会議がマレーシアで開かれ、アメリカの関税政策で世界経済の先行きが見通せない中、加盟国からは名指しは避けながらも一方的な関税措置で経済の不確実性が高まり、ASEANの経済成長に課題をもたらすといった懸念が表明されたとのこと。会議ではミャンマー情勢などについても議論がかわされた。ミャンマー情勢については、大地震を受け、軍と民主派勢力側が一時停戦表明したものの、各地で戦闘が続いているとみられる。各国はミャンマー側に対し、4年前に合意した暴力即時停止などを求めたうえで、継続的な人道支援の確保に向けて具体的な行動を促したとのこと。