TVでた蔵トップ>> キーワード

「クジャクチョウ」 のテレビ露出情報

群馬県の北西部に位置する中之条町は1000mを超える山々に囲まれた高原の町。人々は山を切り拓き、畑で様々な野菜や花を育ててきた。アサギマダラ、クジャクチョウ、ヒメシジミなど100種類以上のチョウを見ることができる。中之条町は明治以前から養蚕が盛んで山裾には桑畑が広がる。桑の葉の陰にはヤマドリが身を潜めタマゴを温めていた。地面にタマゴを生むヤマドリにとって桑畑は絶好の隠れ家となっている。群馬県には8万軒を超える養蚕農家があったが、戦後は化学繊維が普及して絹糸の生産が減ったことから、中之条町で養蚕の技術を受け継いでいるのはわずか数軒のみとなった。登坂昭夫さんはヤママユガ(ヤママユ)の幼虫がクヌギの葉を食べて育つことに注目し、桑の葉ではなく、クヌギの葉を使ってカイコを育てている。カイコが夜に作った繭を翌朝に丁寧に集める。一反の布を作るには5000個もの繭が必要となる。鮮やかな緑色をしたヤママユの絹糸は伸縮性があり、しわになりにくいのが特長。8月になるとクヌギの樹液を吸うためにカブトムシやオオムラサキがやって来た。養蚕の伝統を受け継ぎ、自然と寄り添った人々の暮らしが多くの生き物の命を支えている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年4月11日放送 4:00 - 4:10 NHK総合
ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅(ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅)
北海道旭川市の郊外にある牧場は山の斜面で放牧している。草むらにはバッタの仲間などが生息し、牛が歩くと驚いて飛び出す。それをクモが待ち構えている。戦後に入植した斎藤晶さん(84)が牧場をひらいた。割り当てられたのは石ころだらけの傾斜地だったことから、畑は諦め、牛を飼うことに決めた。牛は森に入って草や灌木を食べてくれるため、牛を山に放ち森を切り開いてもらおうと考[…続きを読む]

2025年3月25日放送 2:36 - 3:36 NHK総合
さわやか自然百景映像集(さわやか自然百景映像集)
岩手県の早池峰山、八幡平、岩手山などの山々とそこに生息する植物、動物の映像が流れた。

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.