次は、ビル街の中にある青い海、サンシャインズ水族館へ。さかなクンが魚を好きになったきっかけは、小学2年生の時に、クラスメイトの石川くんがタコの絵を描いていた。タコに感動し、魚の絵ばかり描くようになった。プロ顔前のその腕前は、現在イラストレーターとしてのオファーが殺到するほど。実はさかなクン、とんでもない発見をしていた。絶滅したとされていたクニマスのイラスト作成を依頼され、似ている個体のヒメマスを山梨県の漁師さんから取り寄せて描こうとした。ヒメマスは通常は銀色で、秋の産卵期を迎えると鮮やかな赤になって、紅鮭になる。でも、取り寄せたヒメマスは黒かった。その後、研究室の先生たちが調べると、クニマスだということがわかった。一度絶滅したと思われていた野生動物が再び見つかった珍しい例。その年の12月に、天皇陛下のお言葉で、「今年日本の魚がひとつ増えました。さかなクンはじめ、多くの人達によってクニマスが発見されたことをうれしく思います」と述べられ、みんな泣いて喜んだ。
