世界が絶賛する間野茂さんの錦鯉の美しさの秘密を追跡した。茂さんが向かったのは地元住民も殆ど足を踏み入れない山の中に野池が出現。この日行ったのは春に放った若い錦鯉を野池に放流し、雪が降る前に引き上げる「池上げ」が行われていた。長さ50mの地引き網で錦鯉を集めていく。しかし、今年の猛暑やクマが出没したりなどで無事に育っているか不安があったという。実際に引き上げてみると大きな鯉が取れたのが確認できる。実はこの野池で育てるのが美しさを魅せる秘訣だという。茂さんの兄で大日養鯉場の間野太社長(50)は「夏の苦労が報われる」などと話した。そして今月4日、8カ国の大使館関係者を招いて行われた「新潟県錦鯉品評会」は565匹が出品される中、茂さんの錦鯉が大賞を独占するという快挙を達成した。世界が注目する茂さんの錦鯉。先週、コロナ禍で中止されていた待望のオークションが4年ぶりに開催された。