今回4年ぶりの改定となったクマ対策のガイドラインだが、基本方針が「保護」から「管理」になった。これまではクマを絶滅させないために保護することを優先し、クマの数を維持・増加させていた。しかし今回の改定ではクマの数が多すぎている地域では目標の個体数を設定し、クマの数をい維持・減少を目指す「管理」へと方針を変更した。さらに人とクマの棲み分けを目的とする「ゾーニング」も見直されている。山奥から住宅まで4つに分けられていて、まずクマが安心・安定して生息できるエリア、その間にある人里とクマの生息地との緩衝地帯、そして市街地へのクマの侵入を防止するための管理強化エリア、そして人の生活圏である市街地や農地を排除エリアと明確に位置づける。
