日本のマンガやアニメをテーマにしたイベントが先日、ニューヨークでも開かれた。急拡大する市場で勝負に挑む日本のコンテンツを求めてアメリカのファンたちが集結した。先月、ニューヨークで開催された「アニメNYC」。東海岸最大規模の日本のポップカルチャーイベントで、今年は過去最多となる約15万人が来場した。これまで海外では一般的ではなかった対象年齢が高めの青年マンガを広めようと、講談社が「ヤングマガジン」英語版を刊行し、4000部を無料で配付していた。講談社「ヤングマガジンUSA」・白木英美編集長が「(アメリカで)今まさに青年マンガが広がり始めている。今こそ出る時」などとコメントした。掲載された16作品の中から読者による人気投票を実施。上位5作品は日本の「ヤングマガジンで」連載されるほか、アプリで英語版を配信する。ソニー・ホンダモビリティはEV「アフィーラ」の「鬼滅の刃」特別ラッピング車を展示。グループ内にアニメ配信プラットフォームの「クランチロール」を持つソニーならではの強みも活かしながら、「アフィーラ」の未来の顧客を開拓する狙い。ソニー・ホンダモビリティ・オブ・アメリカ・山口周吾社長兼CEOが「ソニーとホンダが日本から出していく『アフィーラ』との親和性も高いかなと思っています」などとコメントした。日本政府観光局などが連携してブースを出店し、アニメのゆかりの地を聖地巡礼マップとしてまとめ、来場者にPRしていた。アニメをきっかけに、これまで観光地として認知されてこなかった地方都市にも光をあて、同時にたびたび問題となっているオーバーツーリズムの解消にもつなげたい考え。自治体国際化協会ニューヨーク事務所・吉住修調査役が「できるだけ多くのスポットをご紹介することで(観光客に)分散していただきたい」などとコメントした。
