「おはBiz」キャスターの渡部デスクに聞く。卸売り業者の間の取り引き価格。関東地方のコシヒカリが先月は2万6000円余りと去年の2倍近くになっている。これは今の時期が新米が出る前の端境期でもともと在庫が少なかったことやコロナ禍からの回復で外食向けと訪日外国人向けの消費量が増えたこと、それから今月に入って地震や台風に備えて買いだめする動きがあった。こうした複数の要因が重なって品薄や値上がりにつながったと見られている。まもなく本格的な新米のシーズンを迎えるが、こうした状況は解消されるのか。産地や流通の現場を取材した。