米国人実業家ら民間人4人を乗せたスペースXの宇宙船クルードラゴンは、日本時間の15日夕方、パラシュートを開いて減速しながら米国・フロリダ州の沖合に着水し、5日に及んだ飛行を終えた。宇宙船が回収されハッチが開くと、4人の飛行士が順番に宇宙船から出て笑顔で手を振る様子がみられた。今回の飛行は、人類が将来うちゅで生活するためデータ収集などを行う「ポラリス計画」の一環。アポロ計画以降として地球から最も遠い高度1400キロ地点へ到達した。また12日には、乗組員4人のうち2人が民間人として初の船外活動を行った。