9日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は前日終値から2962ドル86セント値を上げ、4万608ドル45セントで取引を終えた。トランプ政権が発動した第2弾の相互関税をめぐり、9日の取引開始直後は一時300ドル以上下落した。しかしその後、トランプ大統領がアメリカに報復措置を取っていない国への関税率を90日間10%に引き下げると発表したことで買いが急速に広がり、ダウ平均株価は一時3100ドル以上値を上げ4万ドル台を回復して取引を終えた。これを受け外国為替市場で円安が進み、円相場は一時1ドル148円台まで急落した。