東京江東区にあるnomark.Cafeではゴッホやモネの作品が描かれた絵画が飾られている。この中にはウエットティッシュなどが入っており災害時には水を使わないトイレになる。使い方は簡単で黒い袋を便座に被せるだけ。水の上から凝固剤をかけると1分弱で固まる。災害用トイレキットは30回利用でき1人暮らしだと約6日分にあたる。今回の能登半島地震では約13万7000戸で断水するなど大きな被害が出た。開発者の1人である藤村彩央里さんは2016年の熊本地震で被災していて断水の辛さを身を持って経験した。今後この災害用トイレは全国の幼稚園や保育園に寄付される予定。