注目のテーマ「中国 少子化対策で罰金規則撤廃」(日経電子版)。中国の人口問題が深刻。中国の人口推移グラフによると、ピークは2007年。人口が減少、高齢化も急速に進んでいる。中国は女性より男性が3000万人も多いというバランスの悪さもあり少子化に拍車をかけている。これまで未婚女性の子どもには出生登録、学校や医療へのアクセスが制限されており、それが嫌ならば年収1年分の罰金を払う制度があった。この罰金規制が撤廃された。「トゥキュディデスの罠」に陥る可能性が高まっている。第一期クリントン政権での制作担当国防次官として対ロシア政策を担当していたアメリカ政治学者・グレアム・アリソン氏がつくった造語。2015年にオバマ大統領が米中首脳会談で南シナ海などで急速な軍拡を進める中国・習近平国家主席との話で用いた。従来の覇権国家と台頭する新興国家が戦争が不可避な状態にまで衝突する現象のこと。日本の少子化は深刻、人口のピークは2008年。