プラスチックゴミ問題に興味を持っていた近畿大学附属豊岡高校の十和子さんはセミの羽にキチンという成分が含まれていることを知り、地元の名産であるカニからプラスチックが作れないかと考えた。専門分野を研究したい高校生を大学がサポートするグローバルサイエンスキャンパスを知り、東大に応募した。当初の研究テーマはカニ殻でプラスチックのフィルムを作ることだったが実証することが難しかった。1次選抜者の研究者と話すことでヒントを得て、カニ殻を食べてバイオプラスチックPHAを作る微生物を見つけようと考えた。
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