米国大統領選挙は日本時間きょうよるから投票が開始。共和党のトランプ氏民主党のハリス氏の支持が並んでいるということ。人前でトランプ支持を言わない隠れトランプやリベラルだがアジア系、ジャマイカの父を持つハリス氏に意識している人もいるという。世界的な人気歌手・レディー・ガガさんが投票を呼びかける大統領選挙は歴史的にも稀に見る接戦となっている。トランプ前大統領は自らが大統領となれば「歴史上最大の国外追放を行う」と強調した。選挙戦も終盤、支援者の応援にも熱が入る。ハリス氏を応援するのは歌手のビヨンセさんや若者に人気のテイラー・スウィフトさんが支持を表明、ハリソン・フォード、レオナルド・ディカプリオらもいる。トランプ氏を応援するのはイーロン・マスク氏、毎日激戦州の登録有権者に抽選で100万ドルを配布し支援に動いているが米司法省は金銭の贈呈は違法の可能性があると警告。他にもハルク・ホーガンさんメル・ギブソンさんらも共和党を支持を表明している。なぜ推しの表明が相次ぐのか?早稲田大学・中林美恵子教授は「米国では政治の立場などを人間の基本的な権利であると保障している。リスペクトしなければいけない環境が整っている」で政治的発言はアメリカ文化では日常、セレブらは推しの表明で投票行動につなげる狙いがあるという。両陣営の呼び込みたい票は若者の票、接戦州でどれくらいの若者票が動くか、どれくらいの有名人に影響を受けるのかが重要と話した。最新の支持率ではほぼ互角の戦い、7つの激戦州の中最も重要なのがペンシルベニア州。選挙人は19人がいて激戦州の中では勝利した際に総取りすることができる選挙人の数が最多で過去の戦績では勝った候補者は必ずペンシルベニア州をとってきている。ペンシルベニア州ではわずかにトランプ氏がリードしているがペンシルベニア州にはレディー・ガガさんやケイティ・ペリーさんらが応援に駆けつける予定ということ。