コスタリカで幻の鳥ケツァールの撮影に挑戦。観光ガイドが姿を見つけ、カメラを設置して観察させてくれた。緑の羽の後ろ姿しか見えなかったが、正面から見ると胸の赤色と尾の白色が見えてさらに美しいという。その後も追跡を続け、正面からの姿の撮影に成功した。繁殖期にはオスが飾り羽を発達させるほか、取材した5月は子育ての時期にあたり多くのつがいが果物の木に集まっていた。鳥が食べるリトルアボカドは、一度食べて温められた種が土に落ちると発芽するという共生関係がある。スタジオからは、地元の子どもたちが種を集めて森に植えるなどの環境保護活動も行われていると紹介した。観光客を誘致して現地の環境保護を推進する取り組みはエコツーリズムと呼ばれる。