東京2025世界陸上では数々のドラマが生まれた。陸上競技のそう言われたら見たことないを紹介。フルマラソンは多い人で3Lの汗をかくため約5キロごとの給水ポイントで水分を補給。2009年の世界陸上ベルリン大会に出場した尾崎好美選手は給水ポイントでボトルを落とすというハプニング。次の瞬間に男子3000m障害の岩水嘉孝選手が現れ給水ボトルを手渡した。尾崎選手は銀メダルを獲得した。世界陸上ベルリン大会の男子円盤投げではロバート・ハルティング選手が最後の投てきに挑み大逆転。興奮のあまり大事なユニフォームをビリビリに引きちぎった。さらにマスコットキャラクターを逆さづりにするなどした。2年後の世界陸上で2連覇を達成したときにもユニフォームをビリビリにした。3連覇したモスクワ大会でもユニフォームをビリビリパフォーマンスを披露した。ハンマー投げのアニタ・ヴォダルチク選手は世界記録を出し、テンションが上がり過ぎて左足首をひねり捻挫してしまい、残りの競技を棄権することになった。アトランタ五輪の男子砲丸投ではローマン・ヴィラスチュク選手は気合いを入れすぎて制限時間を超えてしまい失格となった。競歩はマラソンに比べペースに変化が少なく最後は接戦になりやすい競技。世界陸上北京大会の男子競歩では1位だったマテイ・トス選手が途中でトイレに入った。20秒ほどでレースに復帰し、トップのままゴールした。
