- 出演者
- 若林正恭(オードリー) 松田元太(Travis Japan) 野口聡一 大久保佳代子 山崎弘也(アンタッチャブル) 坂本昌行 ゆってぃ 横澤夏子 りっか
2023年に放送された日曜劇場「VIVANT」は、商社マンの乃木が誤送金事件を機にテロ組織“テント”の事件に巻き込まれる壮大なアドベンチャードラマ。自衛隊直管轄の非公式組織「別班」や公安など様々な組織が暗躍し、裏切り者や謎が明らかになっていく。この作品は、主役級の豪華キャスティングに、世界規模のロケーションと桁違いのスケールをはかる。今回、VIVANTに関する見たことない映像があるか、ドラマプロデューサーに聞いてみると「前作なら半年間の撮影の裏側をずっと密着していたので、まだ世に出していない映像がたくさんありますよ」と撮影裏側を借りることができた。VIVANTで印象的なシーンは、動物が登場するシーン。3話の現地警察から逃れるために、過酷な砂漠をラクダで横断するシーンの撮影の裏側を見てみる。事前にラクダの乗り方を教えてもらう堺雅人さんの姿が紹介された。砂漠での撮影期間は16日だった。セット撮影はなく、ずっと砂漠でラクダと撮影していたのだった。長期間の撮影を乗り切るために、ラクダ神輿が使用されていた。ラクダの負担を減らすために、この神輿が作られたとのこと。ラクダ神輿の最難関は、体重122kgのドラムを乗せての撮影だった。さらに、本番がはじまるとラクダっぽく微妙に揺らしたりしていた。動物のシーンで、最も大変だったシーンは、1話の現地警察が待ち構える検問所を馬に乗って突破しようとするシーン。一斉に走り出した羊の大群にまぎれて突破を試みる。家畜を傷つけてはいけないため、現地警察は撃てないという設定。このシーンの撮影の裏側を紹介。地元の遊牧民から借りた大切は羊で、その数は2000頭。大量の羊を一箇所に集めるだけでも超大変。何度も何度も撮影を行うため、このシーンでも羊にストレスがかかりすぎないように、カットごとに別の羊たちとバトンタッチ。3分間のシーンのために、2000頭の羊と馬5頭、スタッフ10人が1日中走り続けて撮影していた。撮影終了かと思いきや、スタッフ総出で羊毛を後片付けしていた。第1話のバルカ警察と日本大使館へ逃げる4人のアクションシーン。4人の前に立ちはだかるのは、大使館への道を塞ぐ20台以上のパトカーのバリケード。そこで、野崎は鉄板を覆ったトラックでバリケードを突破した。そして大使館入口に到着し、パトカーの上を猛ダッシュするシーンが紹介された。パトカーの上を走るシーンのリハーサルでは、背格好がよく似たスタントマンが用意されていた。本人と代役のカットを交え、様々なアクションを撮影することができた。ドラムの代役は、顔は特殊メイクで体を服を着込んで巨漢にしたスタントマンだった。
ドローンがスタジオ内を飛ぶ中タイトルコールでオープニング。
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宇宙飛行士が帰ってくることは見たことない、東京2025世界陸上のみたことない映像などとラインナップを伝えた。
日曜劇場VIVANTの第1話は代役をつかうことになっていたが、リハーサルで二階堂ふみは最後まで走り切る。二階堂ふみは自らアクションを志願したことで堺雅人らも走ることに。カメラ位置を変えて何度も走る。すべてのカットを撮影するために9回全力疾走した主演俳優は見たこと無いなど撮影の裏側の映像を紹介。
高市総理も注目する宇宙。3月大西卓哉さんが国際宇宙ステーションへとびたった。超名人も宇宙旅行を楽しむ。宇宙からどうやって地球に帰ってくる?JAXAに問い合わせると機関映像を貸してもらえた。カプセルにはいった乗組員が海への着水する映像を公開。野口さんは打ち上げは決まった場所からいくが、帰って来る場所は気候条件で変わるし時間もかわるためだと話す。着水したカプセルは回収ボートが向かいボートに引っ張られ船まで移動する。無重力にいた飛行士はすぐ歩けないためメディカルチェックをうけて普通の生活をするまでおよそ1ヶ月かかる。
パラシュートを使い海に勢いよく着水。ときにはとんでもない場所への帰還も。それが砂漠。命がけの着地。宇宙から地球に帰ってくるには着地以外にも命がけの関門がある。国際宇宙ステーション、落下したカプセルは都バスより少し小さいサイズ。地球への帰還はまずカプセルを宇宙ステーションから切り離す。宇宙ステーションからのカプセルの切り離しこそ最初の関門。宇宙ステーションは秒速8kmで飛んでいる。飛行機の約30倍の速度。ぶつかると相当なエネルギーでぶつかるため怖いのは衝突。カプセルを切り離す際にミスが起こると大事故になる。カプセルの切り離しは慎重に行う。約20分かけて安全圏へ。切り離されたカプセルは地球の大気圏へ。すぐに地球に向かえるわけではなく、地球の自転とタイミングをあわせる。帰還のタイミングが訪れると。地上からのコントロールにより大気圏へ突入。大気圏突入こそ秒速8kmの切り離しよりも海への着水より危険をともなう関門。
